当院が行なっている施術の解説

1895年(明治28年)にアメリカ人のＤ・Ｄ・パーマーによって創始されました。

ギリシャ語で「カイロ」は「手」、「プラクティック」は「技」を意味するものです。

歪んだ背骨や骨盤、関節を手技で正しい状態に矯正し、神経や筋肉の働きを正常にすることで自然治癒力を最大限に発揮させることを目的としています。

発祥地のアメリカでは年間に3000万人以上の受診者がいますが、全成人の3分の2にあたる人が、頚背部痛に効果的だと答えています。

その他、イギリス、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ諸国など６０余りの国で骨格の専門職(D.C.＝ドクターオブカイロプラクティック)として法制化の中で活躍しています。

日本においてはカイロプラクティック諸団体が厚生労働省に以前から法制化を訴えてきていますが、政治的な問題が強く、現在では未だ民間療法のひとつとなっています。

1874年(明治7年)にアメリカ人のＡ・Ｔ・スティールによって創始されました。

ギリシャ語の「Osteon」の「骨」、「Pathos」の「治療・病理」を語源としたことばです。

カイロプラクティックのように骨格を中心とした技法とは異なり、運動器、血管、リンパ管などの循環器系とあわせて、脳脊髄液の循環を含んだ脳神経系へのアプローチを目的としています。

カイロプラクティック同様に、アメリカを中心とした欧米諸国で専門家たちが活躍しています。

1843年(天保14年)に圧痛帯の原理が紹介されてから様々な研究家によって理論体系化されてきました。

「トリガー」とは「引き金」、「ポイント」は「点」を意味し、痛みの引き金になっている筋肉の硬縮部位のことを表しています。

生活習慣やさまざまな原因で悪い姿勢を続けると、筋肉や筋肉を覆っている筋膜に疲労がたまり、凝り固まってきてしまいます。

この状態が続くことで血行不良になり、疲労物質などが除去されず、しこりのようなものが出来てしまいます。

このしこりを緩和することで本来の機能を取り戻し、症状を和らげる効果があることがわかっています。